名将 直江兼続が民を飢饉から守るために、米沢の町を整備した際に植えさせたという「ウコギ」ですが、古澤酒造農園の垣根も「ウコギ」です。枝が密生して育ち、鋭い棘があるので垣根に適しており、春に出る新芽はビタミンがたっぷりの食料・・・一石二鳥の植物として生活のなかに根付いているいそうです。
その古澤酒造農の「ウコギ」このところの初夏のような陽気に誘われて、芽吹いたと思ったら、もう食べ頃になりました。
今日夕方から、10日ぶりの恵みの雨をいただいております。
ウコギご飯(6人分)
米 ・・・ 4合
水 ・・・ 4合
酒 ・・・ 少々
ウコギ・・・50g
塩 ・・・ 小さじ1
白ごま・・・少々
< 作り方 >
1、米は炊く1時間前に洗い、水・酒(澤正宗)を入れ炊く。
2、ウコギはさっと茹で2~3分水にさらす。
3、2のウコギをかたくしぼり細かく切る。
4、炊きあがったごはんに塩と3を混ぜ合わせ、白ごまをふりかける。
今も兼続の影響の深さを見ることができる「ウコギ」 春の山形の食卓には欠かせない食材です。
Page Top