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天童のご夫妻がそば打ち体験に挑戦!紅葉庵で楽しむ定年後の趣味探し

先日、天童からご夫妻が、そば打ち処紅葉庵へそば打ち体験に来てくださいました。
きっかけは、お父さんの
「どうしても一度、そば打ちをやってみたい」
という強い思いだったそうです。

それなら二人で行ってみよう、ということで、今回はご夫婦そろっての参加となりました。


息ぴったりのご夫婦、最初からいい雰囲気

体験が始まる前から、お二人はとても息が合っていて、
冗談を交えながら和やかな雰囲気。
そば打ちが始まると、その空気感のまま、自然と役割分担ができていました。

生地をこねる、のばす、切る――
どの工程も迷いがなく、
「初めてとは思えないですね」と声をかけると、
「いやいや、でも楽しいですね」と笑顔で返してくれました。

実際、とても上手で、手つきも安定。
お二人とも集中しながらも、終始楽しそうにそばを打っている姿が印象的でした。


「定年後の趣味にいいですね」

作業の合間にいろいろお話をしていると、
ご主人がふと、こんなことを。

「これ、定年後の趣味としてはすごくいいですね」
「古澤さん、なかなかいい趣味をお持ちで。いいですね」

こちらが説明するたびに、
そんなふうに言葉を添えてくださり、
褒めながら、でも手は止めず、一生懸命そばを打つ姿がとても印象に残りました。

そば打ちが“体験”ではなく、
これからの時間を楽しむための趣味として
ちゃんとイメージされているように感じました。


奥さんのお仕事と、思いがけないひと言

奥さんのお話を伺うと、
普段はゲストハウスのお仕事をお手伝いされているそうで、
外国人のお客様と片言の英語でやり取りをすることも多いとのこと。

「紅葉庵にも、最近は外国の方がたくさん来るんですよ」
とお話しすると、
少し驚いた表情のあとに、にこっと笑って、

「じゃあ、そのうち手伝いに来ましょうか?」

と、なんとも心強いひと言。
冗談交じりではありましたが、
人と関わることを楽しんでいらっしゃる奥さんらしい、
あたたかい言葉でした。


そば打ちがつなぐ、人と人

完成したそばを前に、
「これはうまくできましたね」
とご夫婦で顔を見合わせる姿が、とても自然で、
長い時間を一緒に過ごしてきた関係性が伝わってきました。

そば打ちは、技術だけでなく、
一緒に作る時間、その場の会話や笑顔も含めての体験。
今回のご夫妻のように、
人生のこれからを楽しむきっかけとして選んでいただけたことを、
紅葉庵としても嬉しく思います。

またぜひ、お二人で遊びにいらしてください。

記事を書いた人
古澤康太郎
社長・紅葉庵・その他
5代目古澤酒造社長兼、そば打ち処紅葉庵師範。山形県寒河江市で「紅葉庵」そば打ち体験施設を運営し、日本酒と山形の食文化を発信しています。体験を通して、山形の魅力や日本酒文化を観光の中で感じていただけます。