フランス・パリ「Wine Paris」に出展!世界最大級の酒類展示会で日本酒の魅力を発信(前編)
― 世界最大級の酒類見本市で感じた日本酒への関心 ―
2月9日から11日まで、フランス・パリで開催された国際酒類展示会
「Wine Paris」 に参加してきました。
今回の出展は、日本酒造組合中央会のブースとしての参加。
世界中の酒類関係者が集まるこの展示会は、ワインを中心としながらも、
近年は日本酒や焼酎といった日本の酒にも大きな注目が集まっています。

とにかく規模が大きい
まず驚くのは、その会場の広さ。
展示ホールは何棟にも分かれ、各国のブースが延々と続きます。
まさに世界の酒文化が一堂に会する空間です。
初日の終了後には来場者が一斉に出口へ向かい、
会場から外へ出るまで 約30分かかるほどの混雑。
それだけ多くの人が訪れていることを実感しました。
日本酒への関心は想像以上
弊社のブースにも、フランスをはじめヨーロッパ各国から
多くの来場者が立ち寄ってくださいました。
「日本酒を試してみたい」
「どんな味なのか知りたい」
といった興味を持って来られる方が非常に多く、
試飲をしながら熱心に話を聞いてくださる姿が印象的でした。
特に目立ったのは、
日本酒の製造方法についての専門的な質問。
米の種類、精米歩合、発酵方法、温度管理など、
かなり踏み込んだ内容を尋ねられることもあり、
日本酒が単なる“珍しい酒”ではなく、
品質や背景まで理解しようとする段階に入っていると感じました。

フランスで人気だった味わい
試飲の反応から感じたのは、
華やかな香りと甘みのあるタイプが好まれる傾向。
フルーティーで飲みやすい日本酒は特に人気が高く、
ワイン文化圏の方々にも自然に受け入れられている印象でした。
一番人気は「紅花屋重兵衛 雪女神」
今回持参した銘柄は
- 美田美酒
- 紅花屋重兵衛 雪女神
- 雪原 米焼酎
- まろやかな梅酒
その中でも特に注目を集めたのが
「紅花屋重兵衛 雪女神」。
今年、フランスの日本酒コンクール
Kura Masterでプラチナ賞と優秀賞を受賞していることもあり、
「この酒を飲んでみたい」と指名で来られる方もいました。
華やかな香りと上品な甘みは、
フランスの来場者の好みに非常に合っていたようです。

焼酎や梅酒にも確かな反応
今回は日本酒だけでなく、
米焼酎「雪原」 や梅酒も紹介しました。
焼酎はまだ知名度が高いとは言えませんが、
実際に飲んでもらうと
「これは面白い」
「食事に合わせたい」
といった声もあり、一定の人気を感じました。
梅酒は親しみやすい味わいで、
日本酒が初めての方にも受け入れられやすい印象でした。
日本酒カクテルの展示も
会場の近くでは、日本酒や焼酎を使ったカクテルを提供する
バー形式のコーナーも設けられており、
新しい楽しみ方として多くの人が集まっていました。
日本酒が「そのまま飲む酒」から
多様な使い方ができる酒として広がっていることを感じます。
今回の展示会を通して、
日本酒はすでに海外で“知られている存在”であり、
さらに深く理解される段階に入っていることを実感しました。
後編では、
2日目に行ったプレゼンテーションや、
フランスでの商談の手応え、
現地で感じた今後の可能性についてご紹介します。